研究ノート10 (エミ)

火曜日は一番最後に遅ればせながらゼミに行かせていただきました。「どういう意味があって、どうしてこの文章を書いているのか・・」など、大切なことを思い出させて頂き、最初からちゃんと見直し、訂正していきました!!そしてもっと自分の論文を愛してあげようと思いました☆来週は旅行の為お休みしなくてはならないので、今日は図書館に22時まで粘りに粘り、頑張りました~!! まだまだ悪文ではありますが、今のところの序論は次のようになりました。

                           序論

 黒人小説家リチャード・ライト(Richard Wright, 1908‐1960)が書いた『アメリカの息子』(Native Son)は、1940年に発表された小説である。
 小説は三部構成となっており、それぞれのセクションは”Fear”,”Flight”,”Fate”とFで始まる表題が付けられている。『アメリカの息子』をひと口でいうならば、主人公ビッガー・トマスという黒人青年の行動をドキュメンタリー風に追い、アメリカにおいて生活する黒人の運命を暴いたのであるが、それとともに、社会の外にあるもの、すなわちアウトサイダーの心理を追ったという点で、社会小説とも心理小説ともいえる。恐怖・憎悪・恥辱という心理をアメリカ社会と結びつけて、黒人というアウトサイダーを選び出して追求したものである。また、この小説は著者ライトとビッガーとの共通点が多数あり、ライトの経験を基にしながら書かれているところが多数ある。
 著者であるライトは人種問題、階級闘争といった社会問題もさることながら、こうした問題が一人の人間の内面に及ぼす心理的な影響を通して、現代人の問題を追及した。
 第一章では、主人公ビッガーの性格描写と、どんなに親切にされても白人を恐怖と憎悪の対象でしか見られないビッガーの持つ白人への偏見や、固定観念を述べる。
 第二章では、殺人を犯してから生き甲斐を得たビッガー、白人弁護士マックスの弁論によって変わる白人への視点、死刑を宣告されてからのビッガーの心理状況を彼の台詞とともに論ずる。
 第三章では、作家リチャード・ライトと、彼の生きた時代を見ていく。また、この小説がただの抗議小説ではないことを検証していく。


以上です。
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by mewspap | 2008-11-27 15:44 | 2008年度ゼミ


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