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研究ノート①:研究計画案(HARU)

研究作品はErin Brockovich(2000)です。

全米史上最高の和解金3億3千3百万ドルを勝ち取った1人の女性Erin Brockovichの実話を元にした作品である。彼女自身、金もなく、職もなく、そして未来の見通しもない状態の中で、3人の子供を持つ、2度の離婚を経験したシングルマザーである。しかし、きちんとした教育を受けていない彼女が法律事務所で働く事になる。そこで彼女が不可解な医療記録を見つけ、疑問に思い、調査を始める。そして、調査が進むにつれ、ある街の住民が水質汚染により致命的な病気を引き起こしている事がわかる。調査当初は、人と関わり合う事を嫌う住民が、彼女の粘り強さと、彼らの問題を自分の事の様に関心を持ち、彼らの将来の事だけを、ただ願う彼女の姿を見て、次第に彼女の言葉に耳を傾ける様になる。彼らと同様に社会的弱者の彼女は彼らの信頼を得て、600人を超える原告を集め、彼女は水質汚染を引き起こした資産300万ドルの大企業と訴訟をまとめあげ勝訴した。
自分には何もない状態の中で、相手の気持ちを考え、自分が今何をすべきか、自分なら何ができるかを考える彼女。彼女自身、この事により自分自身を証明し、人生の再出発へと歩み始める。


この作品より、働くシングルマザーの姿、シングルマザーの職への現状、働く女性像について研究を進めようと考えています。

この作品を選んだ理由は、この映画を見ると、明日からまた何か自分にできる事をしてみよう、頑張ろうと思える作品で、サクセスストーリーらしい映画であるが、一人の女性を母親、女性、キャリアウーマン等と様々な角度から描いているという理由で選びました。
by mewspap | 2007-04-15 21:08 | 2007年度ゼミ


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