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研究ノート② (NaO)

続けて失礼します。。
ゼミで先生が「影響や効果になると心理学的な分野になる」とおっしゃっていたので、まずは『対比』という面で進めていこうかなと思っています。
それぞれの違いが見えてくると、国民性に与える影響も見えてくるかも・・という期待を込めて。

ライトノベルで書きたいと言いながら、考えてみると自分自身日本の伝統児童文学についてもほとんど知識が無いことに気づき、図書館で『「入門」児童文学』(中教出版、1993)という本を借りました。
日英米の多くの作品があらすじつきで紹介されており、作品選びに役立ちそうです。

また堀尾幸平著『新日本児童文学論』(中部日本教育文化会、2002)という本には、児童・生徒が「最近読んだ本」や「今まで感動した本」のベスト10などが載っており、こちらは現代のリアルを知ることが出来ました。
驚いたのは、ランキングの上位がほとんどエッセイものだということ。
話題の作品(『Itと呼ばれた子』『だから、あなたも生きぬいて』『五体不満足』など)が多かった時期とはいえ、小説好きの私としては少し残念でした。。


また先生に勧めていただいた『少年たちのアメリカ―思春期文学の帝国と“男”』という本を購入しましたが、まだ読めていません・・・次回ゼミまでに読み進めたいと思います。
by mewspap | 2006-05-02 15:23 | 2006年度ゼミ


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