投稿が大変遅くなってすみません。
バーネットの『秘密の花園』原書はまだですが光文社の土屋京子さん訳の翻訳版は読むことができました。しかし、500ページにわたる内容を一度読んだだけですべてインプットするのは正直困難だったので、いまもう一度読み直しています。
卒業論文で『秘密の花園』を取り上げようと決めた時、まだ全体の半分ぐらいしか読んでいませんでしたが、読み終わってこれを選んでよかったなと思いました。
児童文学という理由もあるかもしれませんが言葉が素直で読みやすくほどよく感情移入することができました。
研究対象にしようとしていた自然の描写というものがあちこちで書かれていたので、それらが主人公はじめ彼女のまわりの人間にどういった影響を及ぼしたのかじっくり調べていく予定です。
しかし先生が前回のゼミでおっしゃったように本書のメインである「庭園」というものは人間が手を加えていて決して「自然」とはいえないのでさきほどの自然と対照的な例としてこちらも掘り下げて論じていこうと思います。