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研究ノート(2) chiaki

 やっと自宅のPCが復活です。よかったよかった。
 遅ればせながら、研究ノート2です。親と子供の関係観点で米文学を読もうと思っていたのですが、先週のゼミでも発表したとおり、断念することにしました。…そう、オニール氏を捨てることに決めたのです。ごめんよ、ユージン…。
 現実逃避が悪い癖な大江、卒論準備を逃げ続けていましたが、六月の第一週になんとか図書館に入館することに成功。オニールの文献三冊を借りてみました。
 『特別な人』という作品と、『現代アメリカ文学選集』、『ユージン・オニール』という"Long Days Journey Into Night" が原文で載っている、現代英米文学セミナー双書の三冊です。
 まずは、『特別な人』という作品から読みはじめました。エマという夢見がちな理想主義の女性と、彼女の婚約者、そして彼女の愛人となる甥を軸とする登場人物が、第一幕は1890年のアメリカを舞台に、第二幕は1920年の同じ場所で愛憎うずまく人間劇を繰り広げます。ページを繰るごとに、彼の文体にひきつけられ…ひきつけられ…ひき…。どうしても、ページが先に進みません。古い上に小難しい文章にどうしてもなじめず、『特別な人』はひとまずおいておくことにして、他の本でオニール自身のことを研究することに。しかし、読めば読むほどオニールの病的な作品や背景にうんざりしてしまい、小難しいことが苦手な大江には向いてないなぁ、と早々にオニールを捨てることを決意しました。
 
 困った大江…また、ふりだしです。 そこで今考えているのは、映画部に転部し、映画から家族について書こうかな?と思っています。前に『ディナー・ラッシュ』というミニ・シアター系の映画を見たのですが、そこにはイタリア系アメリカ人の親子の絆、血をこえた家族という考え、イタリア系以外の(たしかアイルランド系だったかな?)マフィアとの対立が、イタリアンレストランでの一夜という舞台に凝縮されていました。それを見てからずっと、名作『ゴッドファーザー』を観てみたいと思ってました。最近、アメリカから『ザ・ソプラノズ』というドラマが輸入されてきたと聞きました。何かの参考にさればいいなと思っています。 とりあえず、まずは『ゴッド・ファーザー』を観てみようと思っています。まってろ、マーロン・ブランド!!

 ていうか、最近ほんまにかけるのか不安です…。何にも進んでいませんが、とりあえず明日はゼミに参加しますので、先生のありがたいお話を聞かせてください。
 秋元ゼミにフォースのご加護がありますように!!
by mewspap | 2005-06-24 21:33 | 2005年度ゼミ


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