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『ギルバート・グレイプ』基本データ(nana)

『ギルバート・グレイプ』(What's Eating Gilbert Grape,1993)

監督:ラッセ・ハルストレム(Lasse Hallström)
脚本:ピーター・ヘッジス(Peter Hedges)

 主要登場人物 
 ギルバート・グレイプ(Gilbert Grape):ジョニー・デップ(Johnny Depp)
 グレイプ家の次男。大型スーパーの進出ではやらなくなった食料品店に勤めている。知的障害のある弟や過食症の母の面倒を見るため、町を離れられないでいる。
 アーニー・グレイプ(Arnie Grape):レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)
 グレイプ家の三男。知的障害がある。高いところに登るのが好きで、町の給水塔に登ったりして騒ぎを起こすことがある。
 ベッキー(Becky):ジュリエット・ルイス(Juliette Lewis)
 トレーラーハウスでアメリカ中を旅して回っている少女。グレイプ家近くの沿道にキャンプを張ることになり、ギルバートやアーニーと親しくなる。後にギルバートの恋人となる。
 ボニー・グレイプ(Bonnie Grape):ダーレーン・ケイツ(Darlene Cates)
 グレイプ家の母。夫が17年前に首吊り自殺を遂げて以来外出もせず、自分一人では歩けない程の肥満となってしまった。醜く太った自分を恥じているが、アーニーが騒ぎを起こし、警察沙汰になった時は、自分の足で息子を助けに行くという勇気を見せる。
 エイミー・グレイプ(Amy Grape):ローラ・ハリントン(Laura Harrington)
 グレイプ家の姉。母の代わりに家事や料理を行っている。
 エレン・グレイプ(Ellen Grape):メアリー・ケイト・シェルハード(Mary Kate Schellhardt)
 グレイプ家の妹。
 カーヴァー(Betty Carver):メアリー・スティーンバーゲン(Mary Steenburgen)
 中年の既婚女性。ギルバートの勤める食料品店の客で、彼と不倫関係にあるが、夫の死をきっかけに町を出る。
 ミスター・カーヴァー(Ken Carver):ケヴィン・タイ(Kevin Tighe)
 カーヴァーの夫。保険会社を経営している。心臓発作を起こし、子供用プールで溺死する。
 タッカー(Tucker Van Dyke):ジョン・C・ライリー(John C. Reilly)
 ギルバートの友人。
 ボビー・マックバーニー(Bobby McBurney):クリスピン・グローヴァー(Crispin Glover)
 ギルバートの友人。

 あらすじ 
 アイオワ州の田舎エンドラという小さな町で、ギルバート・グレイプは母と兄弟四人で暮らしている。知的障害があり、目を離すとトラブルを起こす弟や、父の自殺を期に過食症となり、人目をさけて生きている母、そして彼らを共に支える二人の妹たちのために、ギルバートは町に留まり、変わらない日々を過ごしていた。しかし、トレーラーハウスで祖母と旅を続ける少女ベッキーとの出会いが、彼の心に少しずつ変化もたらしていく。そして、アーニー18歳の誕生日、母の死によって家族は解体する。1年後、ギルバートはアーニーを連れ、ベッキーと共に町から旅立つ。
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by mewspap | 2011-07-16 08:29 | 2011年度ゼミ

『キャデラック・レコード』の基本データ(礒合)

『キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語』(Cadillac Records, 2009) 
監督:ダーネル・マ-ティン(Darnell Martin)

主要登場人物
レナード・チェス(Leonard Chess):エイドリアン・ブロディ(Adrien Brody)
シカゴに黒人音楽を中心に演奏するナイトクラブを経営する野心家のポーランド系ユダヤ人。黒人たちの演奏するブルースに目を付け、彼らの音楽をレコーディングするためにレコード会社を設立。黒人を一切差別せず、アーティストを家族同然に扱う”ブルースの父”という側面もあるが、実際は強欲で、損得勘定に動き、黒人ミュージシャンを利用して不当に搾取する側面もある。
マディ・ウォーターズ(Muddy Waters):ジェフリー・ライト(Jeffrey Wright)
ミシシッピ州で農作業に従事していたときにやってきた、民族音楽研究家の手により自分の歌声や演奏が録音され、その音を聞いたとき彼はギター一つで街へ出ることを決意する。シカゴでチェスに才能を見いだされ、チェスの経営するレコード会社に所属する。
リトル・ウォルター(Little Walter):コロンバス・ショート(Columbus Short)
マディの弟分的存在で、天才的なブルース・ハープの演奏で一世を風靡。しかし、酒やドラッグに溺れ、短気な性格も災いして若くしてこの世を去る。
チャック・ベリー(Chuck Berry):モス・デフ(Mos Def)
ロックンロールの先駆者。小さなクラブでバンド活動を始め、ある日シカゴへ向かったベリーはマディと出会い、彼の勧めでチェスの経営するレコード会社に所属する。レコードを出すと彼の人気は爆発し、最初のツアーで彼の代名詞となる「ダック・ウォーク」を披露する。
エタ・ジェイムズ(Etta James):ビヨンセ・ノウルズ(Beyonce Knowles)
チェスと出会い、彼のレーベルからレコードを出し一躍スターダムにのし上がる。しかし、不幸な生い立ちから愛に飢えて、薬物に溺れて廃人同然となるが、チェスに救われ薬物を断ち切る。R&Bシンガー。
ハウリン・ウルフ(Howlin’ Wolf):イーモン・ウォーカー(Eamonn Walker)
穏やかな性格でバンド仲間を何より大切にする。普段は静かだが、仲間の身に危険が及ぶと自分の命を顧みず助けに入る。圧倒的な存在感とハスキーボイスの持ち主。ブルース・シンガー。


あらすじ
白人実業家のレナード・チェスは、アメリカで激しい人種差別が行われていた1950年から60年代にかけて、黒人のブルースを中心としたレーベルを設立し、当時の白人が聴かなかった黒人の音楽(ブルース)をラジオで流して、全米に一大ムーブメントを起こし、アメリカの音楽史に大きな影響を与えた。しかし、その手法はレコードを作ってラジオ局に持ち込み、DJにリベートをつかませるという強引なものだった。チェスは自身のレーベルの楽曲をラジオでかけさせて、黒人だけでなく白人の間にも黒人の音楽(ブルース)を広めていき、当時、白人にとって富と成功の象徴であり、黒人にとっては白人の運転手を務める以外に生涯乗ることができなかった高級車キャデラックをプレゼントし、チェスのレーベルは人気アーティストを多く抱えるレコード会社へと発展していく。
そうして、チェスのレーベルは、後生に多大な影響を与えるミュージシャンを多く輩出すると同時に、アーティストたちとの確執も続き、徐々に衰退していき、オーナーであるレナード・チェスは会社を売却して引退しようとしていた矢先、心臓発作で急死してしまう。
この映画は、先見の明と商才から世界中に黒人音楽を広めることに成功した伝説的なレーベルの創設者と、激しい差別を受ける時代の貧しい暮らしの中からトップアーティストに登り詰めながら、酒やドラッグに溺れて身を滅ぼしていく黒人アーティストたちの姿をドキュメンタリータッチで描いている。
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by mewspap | 2011-07-08 18:04 | Mew's Pap