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レビュー(shizuka)

 『ユージュアル・サスペクツ』(The Usual Suspects,1995)についての進行が滞っているため、今回は小説のレビューについて書きたいと思います。

 私は、最近アガサ・クリスティー(Agatha Christie)の『アクロイド殺人事件』() (The Murder of Roger Ackroyd,1926、中村能三訳、新潮文庫)という推理小説を読みました。(余談ですが、梅田にある「古書のまち」という古本ばかり取り揃えた並びの、とある店で購入しました。とても古い本だったので安いだろうと安易に購入したら、定価の倍ほどとられました。)

 この作品は名探偵エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)とともに行動していたシェパード医師(Dr. Sheppard)の手記を読み上げる、と言った形で構成されています。感想としては、どんでん返しの推理小説といった印象を受けました。読み手に与えられる情報の多さゆえ深く考えすぎてしまい、あたかも「目撃者」であるように描かれた語り手が、真犯人であるという事実に気付かないといった点が、『ユージュアル・サスペクツ』に似ているように感じました。

 『アクロイド殺人事件』についてのフェア・アンフェア論争が問題となっていることから、『アクロイドを殺したのはだれか』 Qui a tue Roger Ackroyd? (著:ピエール・バイヤール(Pierre Bayard)、訳:大浦康介、筑摩書房) を参考にすることでもう少し深く読み進めたいと思います。
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by mewspap | 2010-06-29 03:04 | 2010年度ゼミ

進行状況(YUKO)

私はJane Austinの『プライドと偏見』を研究題材にしました。

先日映画『プライドと偏見』を観賞したのですが、ただの恋愛映画という印象しか受けず
正直研究できるのかと思案に暮れています。
現在はまだ中野康司訳の『高慢と偏見』を読み進めているのですが、
研究題材を変えた方がいいのかと考えています。
もう少し『プライドと偏見』でなにか研究できるところはないかを考えて
くりかえし鑑賞しようと考えています。
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by mewspap | 2010-06-29 01:05 | 2010年度ゼミ

進行状況

 私は、ガブリエレ・ムッチーノ監督の『幸せのちから』(The Pursuit of Happyness)について研究しようと思っています。

 この映画を選んだ当初は、親子の絆や子供が抱く罪悪感をテーマに卒論を書くつもりでいましたが、先生からのアドバイスをもとにこの映画に深く関わっているアメリカ独立宣言を読み、その中の「幸福を追求する権利」に注目してみることにしました。キャラクタリゼーションを行うなかで主人公のクリス・ガードナー(Chris Gardner)とその妻リンダ(Linda)との間に大きな考えの差がある点に気付きました。クリスは息子のクリストファー(Christopher)の面倒を見ながら証券会社の正社員を目指し、どんな状況に対しても決して諦めず、幸せになることへの強い執着心が感じられます。しかし、妻のリンダの考えは夫とは対照的で、苦しい生活に耐えかねてクリストファーを連れて出ていきますが、すぐに息子を手放してしまします。息子と一緒に暮らすことが彼女の求める幸せではなかったのだろうか、と違和感を覚えました。

 この映画に登場する富裕層は白人が多いため、1980年代も残っていた黒人に対する偏見や格差社会についても調べていこうと思っています。
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by mewspap | 2010-06-28 23:42 | 2010年度ゼミ

進行状況(ゆり)

投稿が遅れて申し訳ありません。

ディズニー映画『魔法にかけられて』を題材にすると決めて、何度も映画を観てみましたがうまく進めることができませんでした。

そこで気分転換に女優アン・ハサウェイが好きなので、彼女の出演作品である『プラダを着た悪魔』と『ジェイン・オースティン 秘められた恋』を観ました。当初から卒論の題材をJane Austenの作品にするか迷っていたこともあり、Jane Austenの映画『マンスフィールド・パーク』と『エマ』、『ノーサンガー僧院』も観てみました。

彼女の作品からは当時の結婚に対する考え方や、流行っていたものなどが伝わってきました。彼女の作品がどの様に変わっていったかについて、彼女の生い立ちとともに研究していきたいと考えています。
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by mewspap | 2010-06-28 12:03

レビュー(TSUMO)

卒論のテーマにしようとしているスリーピーホロウと全然関係ないんですが「キルビル」という映画を1部2部と拝見したので、そのレビューを書きます。
この映画はストーリーがあってないようなもので、監督のタランティーノ氏の遊び心がふんだんに盛り込まれた作品だと感じました。そして、やはり目に付くのが、日本に対する描写の間違いの多さでした。観ていて始めの内は、そんな日本がある訳ない、と少し反感を持っていました。特にビルを討つ為の武器を求めるブライドの要請に応えて20年ぶりに服部半蔵銘の刀を鍛える、元影の軍団首領・現在は沖縄在住で売れない寿司屋を営む大将の描写には、最早呆れを通り越した笑しか出てきませんでした。
日本人として、こんな描写はあんまりだ、と目くじらを立ててしまいましたが、どうしてこんな描写をわざわざフィルムに収めたかを考えると、私の考え方も徐々に変化していきました。おそらくですが、タランティーノ監督は日本の文化を知っていてわざとバカバカしいほどに戯画化された日本を撮影したのだと思います。(曖昧な根拠ですが、以前タランティーノ監督が大の日本通として報道されていたのを雑誌で見ましたので。
そこで、日本文化がよく間違って描写された映画をいくつか(ワイルド・スピードやオースティン・パワーズなど)思い出したので、何故このような事態が起こるのか、その原因を私なりに次の3つの考えに纏めてみました。
①本当に日本文化を誤解しているから
②故意に日本をねじ曲げて描写しているから
③そもそも正しい描写をすることに興味がないから
これら3つのいずれかが原因と想定した場合、キルビルはおそらく②+③だと思います。
日本人もハリウッド映画の世界がそのままその国だと勘違いすることは多いですし、日本人同士でも、TVや映画で描かれる東京・大阪をそのまま現実として勘違いする地方の方は多くいると思います。(関係ないですが私も関大に入学した時は、大阪人は話しにオチを求めてくるものだと、吉本新喜劇の影響で勘違いしていました。そもそも自分が住んでいる国の文化を完全に理解している人なんかいないので(文化に対してその人なりの解釈の仕方があるので)正解はないと思います。
このキルビルという作品は、日本人にとって、ストーリーは一切関係なしで楽しむことが出来る作品かもしれません。日本文化に対する間違い探しを行うような感覚です。映画を何でも理論をつけて観る必要を無くさせてくれる、ホッとする映画だと思いました。(内容はグロテスクですが
以上です。長々とレビュー失礼しました。
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by mewspap | 2010-06-23 15:03 | 2010年度ゼミ

進行状況(ぁゃ)

投稿遅くなってしまいすみません。

 私は引き続き映画『17歳のカルテ』(Girl, Interrupted, 1999)について研究していきます。映画を初見して原作と比較してみたところ、映画作品中では何人かの登場人物が欠如していたことやデイジー(Daisy)の自殺が主人公スザンナ(Susanna)に与える影響が原作よりも大きく元の世界に戻るきっかけを与えていることに気づくと共に興味を持ちました。今後はこれらのことについて研究していこうと考えています。
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by mewspap | 2010-06-22 22:19 | 2010年度ゼミ

進行状況(Degu)

遅れてしまって申し訳ございません。

 今回は、先生に頂いたロジャー・エバート(Roger Ebert)の批評を分析しました。少し翻訳するのが難しく、誤解している部分があるとは思いますので、これからも何度も繰り返し読み続けます。

 ロジャー・エバート(Roger Ebert)は基本的に、Avatarを賞賛していました。内容、映像、キャスティング、どれも申し分ないという感じを受けました。

 翻訳するにあたり、いくつか興味深い解釈があったので、それらを紹介します。
・アメリカ軍がパンドラを攻めるシーンで、現代の政治の寓話を自由に見つけ出すことができる。
・理論上では、主人公ジェイク・サリー(Jake Sully)のアバターが破壊されたとしても危険はない。理論上では。
・主人公ジェイク・サリー(Jake Sully)がドラゴンを子分にしたシーンが、この映画の中での醍醐味である。
今後は、以上の解釈を踏まえながら研究していきます。

 ロジャー・エバート(Roger Ebert)は、彼がこれまでに観てきた反復の中で、Avatarの監督であるジェームズ・キャメロン(James Cameron)の反復が最も素晴らしいと述べているので、次回は反復のシーンをピックアップしようと思います。
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by mewspap | 2010-06-22 07:37 | 2010年度ゼミ

進行状況(Degu)

 遅れてしまって申し訳ございません。

 今回は、先生に頂いたロジャー・エバート(Roger Ebert)の批評を分析しました。少し翻訳するのが難しく、誤解している部分があるとは思いますので、これからも何度も繰り返し読み続けます。

 ロジャー・エバート(Roger Ebert)は基本的に、Avatarを賞賛していました。内容、映像、キャスティング、どれも申し分ないという感じを受けました。

 翻訳するにあたり、いくつか興味深い解釈があったので、それらを紹介します。
・アメリカ軍がパンドラを攻めるシーンで、現代の政治の寓話を自由に見つけ出すことができる。
・理論上では、主人公ジェイク・サリー(Jake Sully)のアバターが破壊されたとしても危険はな  い。理論上では。
・主人公ジェイク・サリー(Jake Sully)がドラゴンを子分にしたシーンが、この映画の中での醍醐 味である。
今後は、以上の解釈を踏まえながら研究していきます。

 ロジャー・エバート(Roger Ebert)は、彼がこれまでに観てきた反復の中で、Avatarの監督であるジェームズ・キャメロン(James Cameron)の反復が最も素晴らしいと述べているので、次回は反復のシーンをピックアップしようと思います。
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by mewspap | 2010-06-22 07:34 | 2010年度ゼミ

進行状況について(ゆそ)

 私は、ロバート・ゼメキス監督の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Back to the Future)について研究しようと取り組んでいます。

 なかなかテーマを決めることができず悩んでいたのですが、キャラクタリゼーションを行う中で、この作品では「変化」というものがキーワードになっているということに気が付きました。なぜならば、ほとんどの登場人物が冒頭と終盤では違う人物と思えるような変化をしており、キャラクタリゼーションをしようとしても簡潔にまとめることが難しく思えたからです。例えば、ジョージはマーティのタイムスリップの影響を受け、性格も仕事も、また高校時代から何を言われても言いなりであったビフとの関係も大きく変化します。

 映画全体を通して、登場人物だけでなく生活様式や文化などの、主人公のマーティ・マクフライのタイムスリップが関与することなく変化した物事や、反対に変化しなかったものについても研究できるのではないかと思っています。
 具体的に述べると、マーティやロレイン、ジョージなど、ほとんどのキャラクターが大小関わらず様々な変化をし、一方で、ドクはほとんど変化が見られないキャラクターであると思います。それぞれがなぜ変化したのか、なぜ変化しなかったのかということと、1955年の文化から1985年の文化への変化についても比較しながら研究を進めたいと考えています。
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by mewspap | 2010-06-18 17:26 | 2010年度ゼミ

進行状況について(ゆーまる)

 アメリカ映画の中で、日本という国や人物の描かれ方がどのように変化してきているかということを研究しようと思い、1980年以降のアメリカ映画を主に見ています。先生に借りている、増田幸子の『アメリカ映画に現れた「日本」イメージの変遷』という文献を読んでいるのですが、その文献の中に、「1985年以降には修正主義者と呼ばれる人々を中心にジャパンバッシングの風潮がアメリカに広がっていく。」という一文がありました。つまり1985年頃からアメリカは、日本に対して羨望の意を持つ一方で、強い恐怖心や怒りを持ち始めたということです。その感情は、当時制作されたアメリカ映画『ブラック・レイン』や、『太陽の帝国』、『ライジング・サン』にもよく表れていると思いました。どの映画にも、日本人は悪役として登場し、それらの日本人はアメリカ人に対して、どこか不気味な感じを与えています。おそらく、アメリカが日本人への不信感を一番露骨に表したのが、1980年代後半の映画だったのではないかと考えています。

 1980年代後半から90年代初めのアメリカ映画での日本人の描かれ方が、2000年に入ってから今に至るまでにどう変化してきているかについて研究したいので、2000年以前の作品はもちろん、これからは2000年以降の作品も多く見ていきます。そして日本人の描かれ方が変化しているとすれば、その分岐点となる作品はどれなのかを早めに見極めようと思います。
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by mewspap | 2010-06-16 22:26 | 2010年度ゼミ