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トランスアメリカを見ました。(hyde)

のんちゃん(だっけ?)がテーマとしているトランスアメリカを見ましたので感想書きまーす。

性同一性障害であり性転換手術をうける直前にブリーは、実の息子であり窃盗罪で捕まった青年トビーと保釈の「保証人」として再会し、ニューヨークからロスへの旅が始まる。

というストーリーの中で一番印象に残ったのはトイレと電話です。

車で旅をしているシーンが長い時間あるのでブリーがトイレに行くシーンは印象に残りました。屋外で用を済ませなければいけないときは蛇がいないか心配したり、汚いトイレを見て思わずヒャアと叫んじゃってる姿を映したシーンは、ブリーが真に心が女性である、と見る側に訴えかけているように感じました。
またトビーが実はブリーが女性じゃなくて男性だったって気付くのもトイレの、というか用を足すシーンだったし。

また性同一性障害や性転換手術については肯定的に描かれているように感じましたが同性愛についてはアンマリ肯定的ではない描かれ方に思いました。

トビーとトビーの義父との関係や、(麻薬を売ればいいのに)お金が盗まれた時のお金稼ぎの手段として、ブリーにトビーが愛の告白をするときなど、マイナス要素のあるシーンに同性愛が描かれているように感じました。

ざっとしか見てないので間違ったストーリーで解釈していたらごめんなさい笑

あと思いつきですけどキリスト教では同性愛とかってどのように解釈されるのかなって思いました。
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by mewspap | 2008-06-30 17:15

研究ノート4(あっち)

ハックルベリーフィンの大冒険(1985)

監督:ピーター・H・ハント
出演:パトリック・デイ サム・アート・ウィリアムス

登場人物:
ハックルベリーフィン
→飲んだくれで暴力的な父から逃げる野性児。
 教会や学校が大嫌い。
 ダグラスさんに引き取られて養子になる。

ジム
→ダグラスさんの家に仕える黒人奴隷。
 頭がよく気が利く。
 
トムソーヤ
→ハックの友人でみんなの憧憬のまと。


あらすじ

トムソーヤの冒険で、トムとハックは多額の財産を手に入れる。
ハックの財産は彼が成人するまで判事さんが預かってくれているのだが、ハックの父であるジミー・フィンがそれを狙って、ダグラス家にハックを引き取りに来る。
裁判でダグラスさんと争いジミーは敗れるが、力ずくでハックを連れ去り、川辺の小屋に閉じ込める。
なんとかして父から逃げたいハックは、父が出かけたすきにイノシシを狩り、その血を利用して小屋の中に血だまりをつくって自分が何者かに殺されたように見せかけ、カヌーにのって逃げ出すことに成功する。
川下の無人島にたどり着いたハックは、そこでジムとあう。
ジムはダグラスさんが自分を売り飛ばそうとしていることに気付き、逃げてきたのだった。
こうしてハックは父から、ジムは追手から逃げるための二人の冒険が始まる。
二人はニューオリンズを目指すのだが、その途中に見つけた難破船の中でジムはジミーの死体を見つける。ジミーが死んだことをハックに知らせると彼は自分を置いて町に帰ってしまうかもしれないと考えたジムは、このことをハックには知らせないでいた。
蒸気船にぶつかられて川に投げ出され、シェパードソン家に対する30年以上前の喧嘩の確執が今も残っている一家の世話になったり、
胡散臭い二人の詐欺師に良いように利用されたり、
二人の旅は冒険でいっぱいだった。
しかしハックが目を離したすきに詐欺師の一人が、ジムを売り払ってしまう。
ハックはジムを助け出すために彼が監禁されている家を訪ねる。
そこでハックは家から出てきた女性にトムソーヤと間違えられてとても歓迎される。
その家はトムソーヤの親戚の家だったのだ。
これを好都合と考えたハックは後から到着したトムに事情を話して、二人で逃亡奴隷であるジムを自由にする作戦を練る。
この作戦は失敗して三人は捕まってしまうのだが、その時ちょうどダグラスさんからジムを自由にするという内容の手紙が届く。
三人はとても喜び、ジムは真の自由を手に入れる。
これで冒険は終わりかと思いきや、ハックはダグラスさんのもとには帰らずに、ひとりで筏にのってさらなる冒険の旅に出るのだった。
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by mewspap | 2008-06-29 23:10 | 2008年度ゼミ

レビュー①(しっぽ)

なっつんの『スタンドバイミー』を観させてもらったので、レビューというか感想文?を書こうと思います。形容詞を使わないつもりですが、もし使ってしまっていたらごめんなさい。
率直な感想としては、すごく良かったです。笑えるし泣けるしでお気に入りの作品の一つになりました。

○スタンド・バイ・ミー●
12歳の少年4人が死体捜しの旅に出る友情と成長がテーマの物語。4人ともキャラクターがバラバラだが、リアリティーがあるので自然と自分の子供時代のことが思い出され、ストーリーに引き込まれた。

無邪気なバーンやムキになりやすいテディに比べると、リーダー格のクリスは格段に大人びていて、私がイメージする12歳の少年像とはかけ離れていた。以下にクリスの印象的な行動、発言を挙げてみる。
・テディが、「ノルマンディ上陸作戦」といって向かってくる汽車をギリギリまで待って避けようとした時に、線路から引きずり下ろす
・その後、余計なことをしたと怒るテディに「仲直りだ」と握手を求める
・自分を卑下するゴーディーに「君には才能がある」「君の親がやらないならオレが守ってやる」
・ゴーディーが「ぼく変人かな」と問うと、「人はみな変わってるさ」と答える

 森の中をゴーディーとクリス、バーンとテディで少し離れて歩くシーンでは、2組の会話が対比されて特にクリスたちがしっかりしているように感じさせられる。
 そんなクリスもやはり12歳の少年なのだと気づいたのが、本当は盗んだお金を返そうとしたのだと泣きじゃくりながらゴーディーに打ち明けるシーンだった。最初に言った「返そうとした“かも”」という言い方からは信じてもらえなくてもいい、という諦めや大したことではないのだと自分に言い聞かせるような言い方だった。しっかりしているように見えるクリスは、大人になりたいと願いそのように必死で振舞おうとしている少年なのかもしれない。
 同じようにどこか冷めているようなゴーディーも、クリスの前でだけは涙を流す。12歳の少年が一人で抱えるには大きすぎる問題であるから、お互いに本心を見せられる友達がいてよかった。

 特にクリスとゴーディーは、この旅のたった2日間の間で大きな変化があった。
 
 クリスは「家庭が悪い」からと自分の将来を諦めていた。「誰も僕のことを知らない土地に行きたい」とゴーディーに言った時はまだ、実際は無理だと思っていたであろう。しかし最後のシーンで「僕は一生この町にいるのかな」と言ったクリスにゴーディーが「何だって出来るさ」と言うと「そうさ」と答える。前は逆らえなかった兄に従わず、死体を譲らなかったことが彼に自信をつけたに違いない。

 ゴーディーも、最初は「死体捜しなんて楽しくない」と言っていた。しかし途中からは誰よりも本気になっていた。自分の全てであった町が帰った時に小さく、違って見えたのは彼が成長した証拠だろう。
 
 クリスは実際に弁護士になるしゴーディーも大作家になったかは分からないが、ものを書いている。この旅で二人は自分のいた世界が小さなものだったと気付き、やればできるという自信がついたのであろう。旅の夜にゴーディーが皆にした話は、馬鹿にされていた“ブタケツ”が皆に復讐をして終わる話だった。その後ブタケツはどうなったか聞かれても、「終わりだ」と答えた。きっとゴーディーは皆が納得するような結末を考えられるような作家になったのではないだろうか。

 映画の中で、テディが言った「子供時代は二度とこない」というセリフにこの映画のテーマが集約されている気がした。映画の結末は、完全なハッピーエンドではないが、見終わった後は何だか懐かしい気分になった。

 ちなみに私の好きなシーンは、ゴーディーが鹿を見たことを他の3人に秘密にするシーンと最後にバーンが「1ペニーだ」と振り向くシーンです。
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by mewspap | 2008-06-28 02:23

研究ノート④(みきてぃ)

どうも、みきてぃです★

先週海賊映画を3作品借りたので、全部見ました!!

『グーニーズ』
『カリブの海賊王』
『レジェンドオブパイレーツ 海賊島の秘宝』です。

でも海賊が主に描かれているのは『カリブの海賊王』だけでしたΣ(・∀・`;)

『レジェンドオブパイレーツ 海賊島の秘宝』は・・・何かよくわからない話で・・・。

『グーニーズ』は男の子4人が宝の地図を発見して、その宝を探す旅に出るって話だったので、なっつんの研究する『スタンドバイミー』に似てるかもって思いました☆彡(同じ子役の子も出てた!!)

でも映画をみて、海賊になる人は、元々法律とかに縛られるのが嫌いで、自由な感じの海賊に憧れるからなのに、掟はきっちり守るところって何かおもしろいなぁと思いました☆
自分に直接関わってくるし、国とかに比べたら小さいコミュニティーだから法律は守れるってことなのでしょうか(・∪・)

あと海賊は人種差別がないなーっと思いました。今まで気付いてなかった((◎´З`))
女は船に乗せるなとは言ってるから性差別はあるけど。

卒論・・・何をテーマにしようか・・・全く考えれていません。
でももっとお勉強したいという気持ちもあります・・・卒論書き始めてからこんなの知らない!っていうのがいっぱい出てきそうで怖いんやと思うのですが。
でもそろそろ前に進まないといけないので、お勉強は並行してしようと思います。

以上です!今日もゼミ行きまぁす♪
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by mewspap | 2008-06-24 00:30 | 2008年度ゼミ

研究ノート6 (エミ)

「私は~と思う」、と形容詞か御法度みたいなので・・・私なりに勉強してわかったことや、感じたこと(?)を書きます!!長くなりますが・・すみません。 えりんこさん!少しでもお役に立てられたら嬉しいです!!

 えりんこさん題材である『フォレストガンプ』を見た。1994年の代表映画であり、IQは低いが大成功をおさめていく男が主人公である。 この映画でトム・ハンクスがアカデミー賞を56年ぶりに連続受賞した。 監督のロバート・ゼメキスはかの有名な『バック・トゥー・ザ・フゥーチャー』の監督でもある。 

 80年代、スタローンやシュワルツェネッガー演じる映画がこの頃の「アメリカンドリーム」ヒーローそのものであった。(強い男) しかし、ガンプはこれらのヒーローをはるかに超える共感と感動を観客に与えたのである。 それはガンプの知能指数が低く、子供のような存在であるからこそ、普通以上に関心を集めたのではないだろうか。 人間はみな立場の弱いものには同情心を抱くように・・・。 これは私が何年か前にみたドラマ「アルジャーノンに花束を」にも似ている。 無知でイノセンスなユースケ・サンタマリア演じる主人公を皆応援していたのではないだろうか。 ガンプのようなイノセンスなら私もなりたいと感じたくらいである。 例えばそれは黒人のババにも人種の別なく誰にでも平等に接したり、「球をみるだけでいい」と言われ卓球を極められたりするところだ。しかし、命令と規律、従順が第一であり自主性、個性は尊重されない軍隊生活を合うと言ったガンプはやっぱり超人であろう・・。

そして私が不思議に感じたのは、どうしてダン隊長はあんなに「足に気をつけろ」とガンプたちに言っていたのかである。後に、まさかその「足に気をつけろ」と言っていたダン隊長が両足を切断されたのは皮肉である。

また、両親についても感じたところがたくさんある。 ガンプは口癖かのように「ママが言ってた」から話が始まる。 ガンプは母親を聖母マリアと見ていたのではないか。
父親の不在についても「バケーション」(どこかに行って帰ってこないこと)で終わっている。 やはりガンプにとってはジェニーがすべてだったのであろうか・・。 白い羽がガンプの靴に舞い落ちるシーンで始まるが、そのナイキの靴はジェニーがプレゼントしてくれたものであるし、ジェニーの「ラン、フォレスト、ラン」という言葉もガンプの人生に大きな影響を与えた。
上記の述べた白い羽が舞うシーンは「視点」的機能も持っていることはこの映画をみた人はわかるであろう。さすが「視覚効果賞」を受賞しているだけある。
全体を通して、この映画は愛と死がテーマではないだろうか。 ガンプを包んでくれていた二つの大きな愛と母性を失うが、ガンプはガンプであり、リトル・フォレストへ受け継がれていく。

・・・こんな感じでいいでしょうか・・?? 明日はまた図書館で卒論のためにこもります!!
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by mewspap | 2008-06-23 23:02 | 2008年度ゼミ

研究ノート④(なっつん)

『スタンド・バイ・ミー』

1986年8月8日アメリカで公開
1987年4月18日日本で公開
製作国:アメリカ
上映時間:89分
監督:ロブ・ライナー

■あらすじ
・オレゴン州の小さな町キャッスルロックに住む、それぞれ心に傷を持った4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描いている。
ゴーディ・ラチャンスはある日、弁護士クリス・チェンバーズが刺殺されたという新聞記事を目にする。クリスはゴーディの子供の頃の親友だった。そこから時代は彼が12歳だったころにさかのぼる。オレゴン州の田舎町、キャッスルロックに住む4人の少年、ゴーディ、クリス、テディ、バーン。彼らは、木の上の秘密基地に集まったりして、いつも一緒に遊んでいた。ある日、行方不明になっている少年の死体の居場所が分かったということを兄から盗み聞きしたバーンは、ゴーディたちにそのことを話す。「死体を見つければ英雄になれる」と考えた4人は、線路伝いを歩いて、死体を探しに出かける。

■主な登場人物

・ゴーディ・ラチャンス(ウィル・ウィートン)
物語を作る才能がある。アメフトのスター選手であった年の離れた兄デニーを事故で亡くしている。両親は、今だにそれを受け入れられず、ゴーディに関心を示さない。

・クリストファー・チェンバーズ(rヴァー・フェニックス)
賢いが、アルコール中毒の父と不良の兄たちがいて将来を悲観している。
ゴーディの親友。

・テディ・ドチャンプ(コリー・フェルドマン)
大きなメガネと補聴器をつけている。
ノルマンディーで勇敢に戦ったという父親を誇りにしているが、その父は精神を病んでいて、彼を虐待したりする。
補聴器をつけることになったのも、父親のせい。

・バーン・テシオ(ジェリー・オコンネル)
少し太っちょで、のろま。家の床下に小銭を入れた瓶を埋め、その場所を紙に書いてしまっておいたが、その紙を母親に捨てられてしまい、どこに埋めたのか分からなくなっり、暇があれば床下を掘って瓶をさがしている。
兄はエースの仲間である、ビリー。
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by mewspap | 2008-06-23 21:50

研究ノート③(しっぽ)

『シンデレラマン』
2005年
監督:ロン・ハワード
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
主な出演者:
         ラッセル・クロウ…ジム・ブラドック
 実在したボクサー。一時は手を故障し、ライセンスを剥奪されるが家族のために起死回生を果たす。    
        

         レニー・ゼルヴィガー…メイ・ブラドック
 ジムの妻。ジムを支え、試合に出ることよりもジムの無事を心配する。
     

         ポール・ジャマッティ…ジョー・グール
 ジムのマネージャー。ジムにもう一度ボクシングの試合を戦うチャンスを与える。



絶望的な貧困の中で家族のために必死にチャンスをつかもうとする男の実話を基に描いた感動の人間ドラマ。
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by mewspap | 2008-06-22 23:13

研究ノート⑤(えりんこ)

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『フォレスト・ガンプ / 一期一会』
1994年
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:エリック・ロス

<出演者と役柄>
★トム・ハンクス・・・フォレスト・ガンプ 
この映画の主役であり、知能指数は人よりも劣りますが、足の速さと誠実さは天下一品。
彼自身は何も考えていないにも関わらずトントン拍子に道が切り開かれてゆく人生を歩む。
★サリー・フィールド・・・ミセス・ガンプ
フォレストの母親。一人息子の彼を非常に大切にしていた。口癖は「死は生の一部なのよ。」
★ロビン・ライト・・・ジェニー・カラン
フォレストの唯一の幼馴染。おそらく彼の初恋の相手。ヒッピー全盛期に至る若者の一人。
★ミケルティ・ウィリアムソン・・・ババ・ブルー
ベトナム戦争で一緒に戦った親友。戦争が終わったらエビ漁船を買ってエビ釣り事業の約束をしていたが、戦死してしまう。
★ゲイリー・シニーズ・・・ダン・テイラー中尉
ベトナム戦争の部隊でフォレストたちの「お偉いさん」にあたる人物。戦争後、フォレストとのエビ釣り事業で大成功する。

<受賞した賞に関して>
★アカデミー賞(1994年)第67回
作品賞、監督賞(ロバート・ゼメキス)、脚色賞、主演男優賞(トム・ハンクス)
★ゴールデングローブ賞(1994年)第52回
作品賞(ドラマ部門)、監督賞(ロバート・ゼメキス)、主演男優賞(トム・ハンクス)
                                                 以上(*^_^*)


あとですね、先週のゼミをお休みした為、『スタンド・バイ・ミー』のDVDを返却できておりません。2週間もお借りしていてすみません!
感想や思ったことはおいおい載せます☆

あとあと、エミさんありがとうございます!エミさんからみた『フォレスト・ガンプ』の感想を楽しみにしておりますので~(^^)vわたしもエミさんの観たいです♪

最後に、『プラトーン』をやっとレンタル出来まして、本日観ました。ぐろかったですわ・・・
またコメント載せます。
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by mewspap | 2008-06-22 00:08 | 2008年度ゼミ

よしなしごとのつぶやき(Mew's Pap)

オフィスアワーに昨年度ゼミの卒業生kenjiくんとぽんさんが遊びに来たのでおしゃべり。
しかし、卒業3ヶ月を待たずして、元ゼミ生のうち3人が学生、2人が仕事を辞めているっていったいどうよ。
しかもこの「退職」組と「学生」組の両者兼ねているのが1名いるってのが、ううむ、どう言ったらいいんですかね、私としては。どうせ辞めるなら早いに越したことはないという判断と、次の方途(も一度「学んで生きる人」になる選択)は適切と言うべきであろうが。

ほとんど誰も了解していないことなので言っておくが、ゼミ生というのは川である。教師、てかゼミ長というのは、その川の真ん中に位置する不動の大岩である。

Students come and go, come and go, passing me by incessantly.

川のなかに屹立する岩たる私は壁となって流れゆくものを堰き止め、滞留させ、そしてやがて時満ちれば下流へと「放流する」のをその役割としている。

だから放流の暁にはそれぞれ自分の向かうべき方向へとちゃんと流れていきなさいね。

理非なきバブルと理念なき「失われた10年」に生育し、それでも変わらぬ消費社会マインドに領されて、格差と物価高騰と脅迫的な「理性」(「地球温暖化」警告とか陪審制度とか死刑制度の正当性とか)と無差別殺人の常態化した条理なき現状に投げ込まれた若者たちに今何がもっとも必要で、そして何がもっとも欠けているか。

むろんそれは立ち止まって「テツガクすること」ですよ。

いかに巧みにサバイバル・スキルを身につけて「勝ち組」とかいう馬鹿げたカテゴリのメンバーシップを保持しようと試みても、「テツガクする」ことがなければスキルもメンバーズ・カードもまったく意味がない。

ということの覚知は、そもそも「テツガク」を通じてしか得ることはかなわず、結局は必死に磨いたスキルの切れ味を活かすのも、メンバーシップの期限延長を保証するのも、それを措いて他にない。

みなさんには、「テツガクする」ことを通じて得られる俯瞰的な視座をもって、末永くハッピーに生き残っていってほしい。

いや、別に私の元ゼミ生だけに特化して期待しているのではなく、多くの若者にそうなってほしいんだけれど。
そういう人々が多数派を占める品位ある穏当な社会でしか、そもそも根元的に脆弱なる猫元せんせなどとても生き残ることはかなわぬのであるから、ひとりでも多くの諸君にご協力を懇請したいのである。

学問に王道なしと人は言う。
そして学問の王位にあるのは「テツガクすること」である。
ところが、私見によれば、その王位をもっとも効率よくかつ楽しく「簒奪する」ショートカットがあって、それは「文学」を措いて他にないと思うんだけどね。

これからの時代、自分の持てるリソースを増加させ、かつ持てるリソースの有効利用の割合を増大させることだけではサバイバルにおいて心許ない。

不条理性の増大を前にして、日常性を前提にしたスキルやリソースにあぐらをかいてはおれないのである。

危機管理においてもっとも有効なスキルにしてリソースは、迂遠なようだが結局は「テツガクすること」なのであるを声を大にしてしつこく繰り返したい。

危険を「なんとなく」感知し「なんとなく」避けるサバイバル・スキルだけは涵養している猫元せんせの言うことだから、間違いないのである。
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by mewspap | 2008-06-19 20:48 | Mew's Pap

研究ノート5 (エミ)

私は、『ネイティブサン』日本語訳(アメリカの息子)を題材にします。

・著者・・リチャード・ライト

・出版年・・1940年 (映画化は46年ですが、私が購入したカラーの映画は86年のものです)

・出版社・・HARPER BROTHERS PUBLISHERS New York and London

・主要人物・・ビガー・トマス・・この小説の主人公であり、黒人青年である
        ドールトン氏・・白人の大金持ちで黒人社会に多額んぽ寄附をしている。 妻は盲
                 目
        メアリー・・ドールトン一家の一人娘で、ジャンの恋人。自由思想で、ビガーに対し               て差別をしたりはしない。
        ジャン・・メアリーの恋人であり、理想に燃える若き共産党員。人間はみな平等で               あるべきだと言う。
        マックス・・ジャンと同じ共産党員であり、後にビガーの弁護をすることになる。    
      


・あらすじ・・(研究ノート1 のコピーです)
 ①恐怖(Fear)
主人公は20歳の黒人青年、ビガー・トマス。 映画は、ビガーが鼠を叩き殺すシーンで始まる。
失業中の彼は裕福な白人、ドールトン氏の運転手となる。 最初の仕事は、ドールトン氏の娘のメアリーを恋人のジャンとの待ち合わせ場所に送ることだった。  2人は共産主義者でビガーに対して友好的であるが、白人の彼らがビガーに接すればすれほど、彼は恐怖と苛立ちを感じる。  一日中2人に振り回された挙句、ビガーは酔い潰れたメアリーを家まで送る羽目になる。 ビガーが家族に気付かれないようにしてメアリーを寝室まで運んだとき、盲目のドールトン夫人が入ってきて、メアリーに声をかける。  メアリーに暴行を加えようとしていると夫人に誤解されることを恐れたビガーは、恐怖にかられ、返事ができないようにメアリーの顔を枕を押しつける。  夫人が部屋を出たあと、ビガーはメアリーを窒息死させてしまったことに気がつく。  彼は死体を地下の炉で燃やして何事もなかったかのように帰宅する。

②逃亡 (Flight)
ビガーはジャンを犯人に仕立てようとするばかりか、メアリーの失踪を誘拐事件に仕立て、身代金をだまし取ろうと計画する。 そして恋人のベッシーに協力するよう誘いかけるが、炉の中からメアリーの骨が見つかり、ビガーの犯行であることが発覚する。  2人は逃避行をすることになるが、事実を知っているベッシーの口を封じるため、ビガーは彼女の頭を煉瓦で叩き割って殺してしまう。  それからかれの必死の逃亡劇が展開されるが、警察の追っ手は彼をじりじりと追い詰め、ビガーはついに逮捕される。

③運命 (Fate)
ビガーの裁判に焦点が当てられる。  共産主義者の弁護士マックスは、ビガーを凶行に走らせたものは、黒人差別の構造が彼の内に引き起こした恐怖であり、したがって罪はアメリカ社会にあるとする国民有罪論を展開するが、彼の弁護の甲斐も無く、ビガーは電気椅子に送られる。


ちなみに、ビガーの恋人ベッシーは小説では殺されていますが、映画では殺されていません。
・・時間節約のためでしょうか・・。

えりんこさんの題材である、『フォレストガンプ』見ました!! すごくいい映画で、感想を打ちたいところですが・・・「私は~思う」、と形容詞は使ってはダメみたいで、もう少し時間がかかりそうです。。すみません。。
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by mewspap | 2008-06-18 19:51 | 2008年度ゼミ