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研究ノート②(Silver)

研究ノート②(Silver)_d0016644_23225667.jpgデイヴィッド・ベニオフの原作小説を読了しましたので気になった点を少々。ベニオフの経歴には作品内の登場人物たちと同じ教師や用心棒(!)が含まれ、自分の経験を元に作品を書いたのは確実です(それが普通なのかもしれませんが)。主人公の親友の一人である投資銀行のトレーダーがいるのですが、ベニオフの父親がゴールドマン・サックスという投資銀行の社長であったという点も何らかの影響があると思われます。
まだまだ作品のデータ収集が不足しているため最近になって気がついたことですが、スパイク・リーによる映画『25時』の脚本はデイヴィッド・ベニオフ本人が担当したようで、すべて本人の意図とは限りませんが、わざわざ原作で全員白人と描写した四人の警官を映画では黒人四人とした点などの映像化に際しての修正点が気になります。そこに監督による何らかの意図を感じます。
他に映画で見た際はそんなに意識しなかったのですが、冒頭で主人公が拾う黒い闘犬について原作では登場人物たちがやたらと犬の行く末について気にかけているような印象を受けました。
あと最近映画を見に行ったら、予告でエドワード・ノートンが超人ハルクになってて驚きました…。
by mewspap | 2008-06-01 23:26 | 2008年度ゼミ


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