今日はスケジュールがたいへん詰まっている。
いやあな予感を抱きつつ、詰まったスケジュールに段取りをつけてさくさく仕事をこなすために早めに出校しておこうと思ったら、やっぱ予感的中。 最寄りの駅に着くと、「人身事故のため現在大幅に列車が遅れております」というアナウンスメントがある。 ははは。 大幅に遅れているでありますか。 的確な「予言」どおり「大幅に遅れて」大阪駅に着いたらすでにへとへとで、体も冷え切って体調も悪い。 10時に約束していたアポにも当然遅れる。 ていうか早めに出校してその10時までに用意しておこうと思っていた会議その他の準備はまるっとできずに「ごめんごめん」といきなり謝りながら約束していた学生と面談。 会議に行ってもなんか準備不足で自分の発言に説得性が見出せない。気分悪い。 会議中に訪問を受ける学生がいるので、呼び出してもらう手はずになっていたが当の学生は現れず。 変だなあと思いつつ、会議終了後にようやくメールを開くと、その学生は本日キャンセルで面談は明日にしますとメールを送ってきていた。 10時前に個研に着いていてメールを見ることができていたら、このようなことにならなかったのだが。 会議後半には私には関係ないのない議題で場が荒れに荒れる。 荒れる会議のさなか、隣に座ってるH井先生と飯食いながら(Oh, I hate eating on the job!)喫緊の仕事の話をする。しかし、周囲がうるさくてよく分からず(It's too noisy to see what I'm thinking--oh, I just can't think aloud.)。 個研の引っ越しでお忙しいH井先生を見送り、リタイヤされた老紳士淑女の方々の講義に行かれているI坂先生とは相談のお話もできず、どないしようかなあと思いつつ個研に戻る。 すると、本日の予定を変更してまで「2時には退席しなければならない」というkenjiくんが登場。 引用の仕方のおしゃべりをして、「~という○○がいる」という文体がなぜ気持ち悪いので全部書き直すように厳命したのかようやくその理由が自分でもわかったというお話をする。 日曜に開催された入学前教育の高校生相手のガイダンス写真が届いているというので、メールボックスに取りに行き、合研で「謎めいたへんなおじさん」風の私が写った写真をその場にいた先生方と鑑賞しているとHARUくん登場。 あれ、何しに来たん? と尋ねると、先般私が呼び出していたことが判明(はは、忘れてた。思いつきで書いたり言ったりする無責任な奴である。すまない)。 「子育てと賃金労働」というワーディングがなぜ間違っているかのお話。お話をする前からすでに本人も分かっていることが判明したので、んじゃね、呼び出してすまんかったよと言ってお別れする。 4限目になるとK.M.さんが登場。 コーヒー飲みながらおしゃべり。 「AはBである」。言い換えると「BはAである」。したがって「BというファクターをもったCはAである」。 という「三段論法」は完璧にただしいが、完璧に「気持ち悪い」というお話をする。 なぜだか分からない。 おしゃべりしているうちにその理由が分かる。三段論法的に論証すること自体が気持ち悪かったのである。 その前には3年次生が研究室訪問で来訪。 とってもinnocentですよね。 現今のみなさんのmatured eyeからすれば、あまりと言えばあまりにinnocentに見えるでしょうね。 それが1年前のみなさんの姿なのだよ。 その点私は「容赦ない」奴なので、私が思いつきにまかせて言う台詞のいちいちにお目々きらきらさせてほとんど「頷きマシン」のごとき風情でいるinnocentな彼女たちに、好き勝手なことを言う。 既視感に横溢した風景である。 「定点」たる私のやっていることは、「つねに同じ」で「つねにその場限りの新しい」事況なのである。 横にいるK.M.さんがくすくす笑っている。 たぶん、彼女たちは私の言っていることの99%は理解の外であろう。というか、私が「そう言うことによってほんとに言おうとしていること」の本質はまったく見えていないであろう。というか、「私がこう言うことによって私はいったい何を言おうとしているのか」という言説レベルが存在することが理解の外であろう。 それでいいのである。いまんとこはね。 教師とういのは謎なのである。謎であるところにその本質的役割は存するのである。 教師が謎であることを終えたら、もう教師であることを終えるのである。 なぜかというと・・・うむ。 眠いし明日は授業あるし説明すると2万字じゃ足りないので、止めておくことにしよう。
by mewspap
| 2007-12-12 21:53
| 2007年度ゼミ
|
検索
カテゴリ
全体 - - - - - - - - - 2014年度ゼミ Mew's Pap シネマのつぶやき シネつぶアーカイヴ つれづれレヴュー 主宰王様編集長横顔 - - - - - - - - - 投稿要領・投稿規定 Aphorisms(ゼミ標語) - - - - - - - - - 卒論アーカイヴ 2013年度ゼミ 2012年度ゼミ 2011年度ゼミ 2011年度卒論 2010年度ゼミ 2010年度卒論 2009年度ゼミ 2009年度卒論 2008年度ゼミ 2008年度卒論 2007年度ゼミ 2007年度卒論 2006年度ゼミ 2006年度卒論 2005年度卒論 2005年度ゼミ Alumni - - - - - - - - - 文献検索 映画文献&サイト その他の文献 論文執筆法の文献 合研DVDコレクション 個研DVDコレクション 以前の記事
2022年 04月 2015年 03月 2014年 03月 2013年 09月 2013年 04月 2013年 03月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 03月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 03月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 02月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||