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春の一日モバイル買ってラーメン喰って(Mew's Pap)

春の一日モバイル買ってラーメン喰って(Mew\'s Pap)_d0016644_20303485.jpg以前ご案内した、176号線沿いにある天下○品の三○スペシャル。「こってり」(左)と「あっさり」(右)を8の字型に分けたお鉢に分けて入れている。正門前通りにある天下○品の「こっさり」の原型である(私が媒介者)。

しかしこの形はいったい・・・(豚の鼻?)。
まったく関西人の考えることって。
というか日本人の考えることって。
いや人類の考えることって。

今週観た映画。
石田衣良原作の『4TEEN』(2003年日本)、『いいかげん馬鹿』(1964年日本)、『リング2』(2005年アメリカ)。

石田衣良原作の『4TEEN』は「子どもと老人の出会い」映画。
菅原文太が役不足という感が否めない。いや役所はとってもよいんですけど、シナリオと演出がなんかね。
少年は老人と出会わなければならない。そして少年は老人と別れなければならない。そうしなければ「物語」は始まらず、終わらない。
ということを再確認させてくれるんですけど。

『いいかげん馬鹿』はハナ肇が主役。時代的に高度経済成長の劈頭を舞台にしています。このころの「都会と田舎」の論理です。そして都会と現代性に蚕食されていく日本の田舎を描き、その中間に位置するトリックスターのコメディアンを中心に据えた。これは『男はつらいよ』だけでなく、『家族』『同胞』に連なる。いや、考えてみれば「中間者」というのは『たそがれ清兵衛』にも『隠し剣 鬼の爪』にも連なる山田洋次テーマなのでしょう。

『リング2』は、なるほどそうきたか。チャイルド・アビュース映画なんですね。
by mewspap | 2006-03-27 20:34 | つれづれレヴュー


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