人気ブログランキング | 話題のタグを見る

スケルトン (YU)

アメリカの家族  -古き良き時代からの移り変わり

序論


第一章 伝統的家族の危機 

アメリカの家族の原型として連想されるのは、1950年頃の笑顔をたやさない優しくて美しい母、無邪気な子供達、それを見守るたくましい父という白人の核家族である。その原型について見ていく。

  
    第一節 古き良き時代

第二次世界大戦中、多くの男性が戦場へ出征した。その間、アメリカの男性の労働力が低下した。そのため、女性は男性の穴を埋めるために働くようになった。しかし、男性が戦争から帰還すると、働く女性は再び家庭へと戻された。50年代から60年代にかけ、女性が家庭を守り、男性が外で働き、夕食時には妻が用意した夕食を囲んで、子供達と共に団欒するこの姿が「幸せな家庭」とされたのである。



第二章 変化するアメリカの家族

アメリカの家族が現在の多様化した家族に至った背景には、アメリカの社会背景が大きく関わってくる。特に、女性の女性解放運動は「幸せな家族」に大きな影響をもたらすことになる。


    第一節 性別役割分担
 
妻が家庭を守り、家事をこなし、夫は外に出て収入を得るというスタイルは、この「幸せな家庭」の中では当たり前のことだった。当時は、独身で過ごす女性は哀れだと同情される時代であった。男性に収入があって、女性に収入がないこの状況では、女性は離婚を避けざるを得なかったし、男性も家庭を妻に任せ、仕事に集中するため、離婚は避けるべきものだった。

   
    第二節 ウーマンリブ運動

50年代の女性は、専業主婦であることに不満を持つことに罪悪感を覚え、胸に秘めていた。社会からの疎外感、閉塞感は彼女達を不安にさせた。そんな中、女性解放運動がはじまり、女性が立ち上がった。



第三章 アメリカの社会を映し出す映画 

映画の中にも、家族というものがどのように変化し、どのような問題を抱えているかという手がかりがたくさんある。いくつか例をあげながら、映画の中の家族をみていく。

  
     第一節 『クレーマークレーマー』(1979)
   
    論点:キャリアか家庭か。


     第二節 『ミセスダウト』(1993)

    論点:性別役割分業と離婚


     第三節 『アメリカンビューティー』(1999)

    論点:伝統的な家族に潜む闇。


     第四節 『エリン・ブロコビッチ』(2000)

    論点:複雑な家庭環境と女性の強さ



第四章 新しい家族

現在、様々な多様化した家族がアメリカでは存在する。どんな形であれ、家族と言われるこのような家族を最後に見ていく。

結論



参考文献
by mewspap | 2005-11-09 14:18 | 2005年度ゼミ


<< スケルトン(Hiroko) スケルトン(Yuji) >>