基礎データ(gurab)


『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』(The Nightmare Before Christmas,1993)
監督 ヘンリー・セリック
製作 ティム・バートン
デニーズ・ディ・ノーヴィ


登場人物
ジャック・スケリントン(Jack Skellington):目玉はないが、明るく紳士的な性格でハロウィンタウンの人気者。「かぼちゃの王」という異名を持つ骸骨男。
サリー(Sally):ジャック・スケリントンに思いを寄せ、彼の暴走を止めようとする。フィンケルスタイン博士によって造られたが、博士との折り合いが悪く、隙あらば博士の料理に毒を盛ろうとする。
フィンケルスタイン博士(Dr. Finklestein):マッドサイエンティストでサリーの造り主。サリーを家政婦のように扱い、身の回りの世話を全て命じる。
メイヤー町長 (Mayor):ハロウィンタウンで唯一の役人だが、何をするにもジャックに頼る。楽観的と悲観的の二つの顔を持っており、気分によって入れ替わる。
ウギー・ブギー(Oogie Boogie):ギャンブルとイカサマが得意なハロウィンタウンの嫌われ者。体はズタ袋(中身は数万匹の虫)でできている。
サンディ・クローズ(Sandy Claws)(サンタクロース):クリスマスタウンのサンタクロース。しかしジャックに名前を聞き間違えられ、サンディ・クローズ「鋭い爪をもつ男」だと認識される。
ゼロ(Zero):ジャックの愛犬(幽霊犬)で鼻の先が光る。町の人とジャックをつなぐ架け橋。


Keywords
Up and down:<冒頭>メイヤー市長がジャックの家の前の階段から転げ落ちる、<中盤>ジャック森の木のドアを通じてハロウィンタウンからクリスマスタウンへ落ちる、サリーが博士と住む家から飛び降りる、サンタクロースが3人組の子どもによってブギーの元へ落とされる、<終盤>ジャックがクリスマスタウンからハロウィンタウンに戻る際、天使の像を入り口として落ちていく
光と影:ハロウィンタウン、クリスマスタウン
回転:<冒頭>上からのショットでくるくる回る、<中盤>クリスマスタウンへ行くときにくるくる回りながら落ちる、サンタクロースがブギーによりくるくる回される
目玉のない主人公:ジャック
フランケンウィニーへのオマージュ:Dr.フィンケルシュタイン



『ビートル・ジュース』(Beetlejuice,1988)
監督 ティム・バートン


登場人物
アダム(Adam):バーバラの夫。模型を作ることが趣味で、家の屋根裏部屋には町の模型がある。バーバラとともに自動車事故で死亡。幽霊になる。
バーバラ(Barbara):アダムの妻。夫を支える優しい妻だが、いざというときはアダムを引っ張る。自動車事故で死亡後、幽霊になる。
デリア(Delia):チャールズの後妻でリディアの継母。独特のセンスを持つ芸術家でもある。
オーソ(Otho):おっちょこちょいなデリアの友人。自己顕示欲が強い。
リディア(Lydia):チャールズの娘。大人に対して否定的なオカルト少女。
チャールズ(Charles):リディアの父。デリアと再婚した成金。幽霊たちの存在を知り、金儲けの手段として画策する。
ジュノー(Juno):霊界のケースワーカー。アダムとバーバラを監視している。
ビートルジュース(Beatlejuice):アダム・バーバラ夫妻を手助けすると言いつつ、状況をひっかきまわすトリックスター。かつてはジュノーの弟子だった。


Keywords
Up and down:<冒頭>アダム・バーバラ夫妻が自動車事故で川に落ちて死亡。<中盤>屋根裏部屋の階段を上り下りすることで、リディアがアダム・バーバラ夫妻とコミュニケションをとるようになる。屋根裏部屋のドアをくぐり、階段を下ると霊界につながる。
カメラワーク:<冒頭>森を上から移すショット。徐々に道路や街並みに続き、最後には模型の家に到達する。
正反対なイメージ:普通は恐ろしいイメージである幽霊が、親切で優しい。人間の大人たちは金や名誉にとらわれている。
リディアの成長物語?:はじめはオカルト少女だったリディアが、アダム・バーバラ夫妻との関わりを通じて、子供らしくなっていく。



『シザーハンズ』(Edward Scissorhands,1990) 


監督 ティム・バートン
脚本 キャロライン・トンプソン
製作 デニス・ディ・ノービ
ティム・バートン


登場人物
エドワード・シザーハンズ(Edward Scissorhands):町のはずれの城に住む両手がハサミの男。発明家である博士を亡くし、天涯孤独の身。
キム(Kim):ペグの娘でエドワードが恋する女性。はじめはジムと付き合っていたが、徐々にエドワードに魅かれて行く。
ぺグ(Peg):キムの母親で化粧品のセールスウーマン。化粧品のセールスに町はずれの城にやって来て、一人ぼっちのエドワードを発見し、家へ連れて帰る。
ビル(Bill):ペグの夫。エドワードに対して寛容で、理解しようと努める。
ジム(Gym):キムの恋人でエドワードに対して敵対心を抱く。エドワードを貶める行為をする。
エスメラルダ(Esmeralda):熱烈な宗教信者でご近所づきあいのコミュニティからはみ出た存在。エドワードを忌み嫌い、悪魔呼ばわりする。


Keywords
Up and down:<冒頭>ペグが城の階段を上り、エドワードを発見する。<終盤>キムが城の階段を上り、エドワードのいる世界でやって来る。
回想:冒頭と終盤をキム(老女)の回想で挟む構造になっている。
 エドワード:たった一人で暮らしていた際の孤独が描かれていない。
 かげ:<冒頭>城にやってきたペグのかげ、<中盤>ペグの家での金魚のかげ、エドワードが暴れて家のものを破壊する際のかげ
 アメリカ社会の風刺?:ご近所づきあい、同じ家、同じ形の車、同じ時間に出かけ、同じ時間に帰ってくる



『アリス・イン・ワンダーランド』(Alice in Wonderland,2010)


監督 ティム・バートン
脚本 リンダ・ウールヴァートン
製作 リチャード・D・ザナック
ティム・バートン
ジョー・ロス
スザンヌ・トッド
ジェニファー・トッド


登場人物
アリス・キングスレー(Alice Kingsleigh):望まない結婚から逃れ、ワンダーランドにやってくる女の子。過去にワンダーランドにやって来たことを徐々に思い出す。
マッドハッター(Mad Hatter):ワンダーランドの住人でいかれた帽子屋。白の女王に属する。
怒ると目が赤くなる。アリスとワンダーランドをつなぐ導き手。
赤の女王(Red Queen):大きな頭を持つワンダーランドの支配者。気に入らないものの首をはねるなど、恐怖で人々を支配する。ジャバウォッキーの飼い主。
白の女王(White Queen):赤の女王の妹だが容姿は姉とは異なり、美しい。ワンダーランドの住人にひそかに支持されている。
ジャバウォッキー(Jabberwocky):ワンダーランドの住人が恐れる獰猛な怪物。終盤ではアリスにより首を切られて死ぬ。
ハートのジャック(the Knave of Hearts):赤の女王の側近で大きいものが大好きな人物。当初は赤の女王の大きな頭に惹かれていたが、ワンダーランドにやってきたアリスの体の大きさに惹かれていたことが暴露され、女王の怒りを買う。
ヘレン・キングスレー(Helen Kingsleigh):アリスの母で、ヘイミッシュとアリスの結婚を仕組もうとする。


Keywords
Up and down
〈序盤〉アリスが穴のなかに落ち、重力反転の世界へ〈終盤〉アリスがジャバウォッキーと戦う際、塔の階段を登る、アリスに首をはねられたジャバウォッキーが塔の階段を転げ落ちる、アリスがワンダーランドから現実に戻る際、穴を登る
ドアの役割:マッドハッターの目
父性、母性:〈冒頭〉怖い夢を見て眠れないアリスに父が「優れた人は皆ヘンだ」と言う〈終盤〉マッドハッターにアリスが「優れた人は皆ヘンだ」と言う→アリスの成長物語?
姉妹の物語:「皆から恐れられたほうがいい」という嫌われ者の頭の大きい赤の女王と皆から好かれる白の女王。コンプレックスと完全無欠の対比。
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by mewspap | 2012-08-14 13:06 | 2012年度ゼミ


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