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『あの頃ペニー・レインと』基本データ(プルガ・アトミカ)

『あの頃ペニー・レインと』(Almost Famous,2000)

監督・脚本:キャメロン・クロウ(Cameron Crowe)

主要登場人物

ウィリアム・ミラー(William Miller):パトリック・フュジット(Patrick Fugit)
ミラー家の長男で、アニタの弟。抑圧的な母親に従順だったが、アニタにレコードを貰い受けたのをきっかけにロックに興味を持ち始める。ブレイク間近のロックバンド「スティルウォーター」のツアー同行、ペニーへの初恋、恩師レスターとの出会いを通じて成長していく。

ペニー・レイン(Penny Lane):ケイト・ハドソン(Kate Hudson)
自らをバンド・エイド(バンドを救う者)と称する謎めいた美少女。ウィリアムを半ば無理矢理ツアーに同行させる姉御肌の様な一面もあれば、ラッセルに捨てられた際に睡眠薬を飲んで自殺を図る様なか弱い一面もある。

ラッセル・ハモンド(Russell Hammond):ビリー・クラダップ(Billy Crudup)
非常に自己中心的だが、演奏技術・カリスマ性は確かなスティルウォーターのギタリスト。以前からの恋人と会う直前にペニーを捨てたり、「自由に書け」と言って回答したウィリアムのインタビュー記事を否定したりと、ずる賢い一面がある。

ジェフ・ベベ(Jeff Bebe):ジェイソン・リー(Jason Lee)
スティルウォーターのボーカリスト。演奏技術・容姿・人気などあらゆる点でラッセルに劣っていると感じており、ラッセルに嫉妬している。

エレイン・ミラー(Elaine Miller):フランシス・マクドーマンド(Frances Mcdormand)
非常に口うるさく抑圧的なウィリアムの母親。将来はウィリアムをアティカス(アラバマ物語)の様な誰にでも公平に接し、誠実な弁護士にしたいと考えていた。

アニタ・ミラー(Anita Miller):ズーイー・デシャネル(Zooey Deschanel)
自由奔放なウィリアムの姉。抑圧的な母としょっちゅう喧嘩しており、ある日恋人と家を出る。その際にウィリアムに託したレコードが彼の人生を大きく変えていく。

レスター・バングス(Lester Bangs):フィリップ・シーモア・ホフマン(Philip Seymour Hoffman)
熱狂的なロックファンであり、ウィリアムの良き相談役でもある「クリーム」誌の編集長。深夜でもウィリアムの電話に出るなどまるで父親の様にウィリアムに接し、ウィリアムの成長を手助けしていく。



あらすじ

サンディエゴで暮らしていたウィリアムは、姉のアニタが家を出る際にくれたレコードをきっかけにロックに興味を持つ様になる。その後ウィリアムは「クリーム」誌の編集長であるレスター・バングスと出会い、仕事を与えられる。ウィリアムは記事を書く為に、ブレイク寸前のロックバンド「スティルウォーター」の楽屋を訪問し、そこに居合わせたグルーピーの1人であるペニー・レインに恋をする。やがてスティルウォーターのツアーに同行することになったウィリアムは、ツアー中にローリングストーン誌からの原稿依頼、バンドの内紛や、ペニーとラッセルの交際など様々なことを経験しながら成長していくが、ニューヨークに着いた際にペニーがラッセルに捨てられる事態が発生する。彼女はホテルの一室で睡眠薬を使用し自殺を図ったが、ウィリアムのおかげで一命は取り留める。その後ウィリアム、ペニー、スティルウォーターは決別し、後にペニーの粋な計らいによって記事の事実確認で揉めていたウィリアムとラッセルが再会し、和解する。その後スチュワーデスになる夢を叶えたアニタが帰宅し、ウィリアムとエレインと共に再び家族3人で暮らし始める。
by mewspap | 2012-08-03 18:22 | 2012年度ゼミ


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